[補説]「中曽根」姓の人物
中曽根康弘 (なかそねやすひろ)
なかそねやすひろ【中曽根康弘】
[1918〜2019]政治家。群馬の生まれ。海軍主計少佐として終戦を迎え、昭和22年(1947)民主党から衆議院議員初当選。長く憲法改正を主張しつつ、保守合同後は自民党で科学技術庁長官・防衛庁長官・通産大臣などを歴任。昭和57年(1982)首相就任。改憲はできなかったものの国鉄・電電公社・日本専売公社民営化を実現し、外交ではレーガン米大統領との盟友関係を築いた。昭和62年(1987)退陣。平成15年(2003)政界引退。→竹下登
なかそねは【中曽根派】
自由民主党にあった派閥の一。新政同志会・政策科学研究所の昭和41年(1966)から平成2年(1990)における通称。河野派が源流で中曽根康弘が旗揚げ。→渡辺派