まる‐ば【丸葉/円葉】
円形の葉。丸みをおびている葉。
まるば‐あさがお【丸葉朝顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は心臓形。夏、紅紫色などのらっぱ状の花を開く。熱帯アメリカの原産。
まるば‐うつぎ【丸葉空木】
アジサイ科の落葉低木。関東以西の山地に自生。葉は卵形で、両面に星状の毛がある。5、6月ごろ、白い5弁花が円錐状について咲く。
まるば‐ぎしぎし【丸葉羊蹄】
タデ科の多年草。高山の湿地に生え、高さ約20センチ。葉は腎臓形で縁が波打ち、根際から多数出る。夏、緑色か紅緑色の小花を総状につける。実には翼がある。腎葉酸葉(じんようすいば)。
まるば‐の‐き【丸葉の木】
マンサク科の落葉低木。本州西部と四国の山地に自生。葉は卵円形で、秋に紅葉する。秋の終わりごろ、暗紅色の花をつけ、実は扁球形で翌年秋に暗褐色に熟す。べにまんさく。
まるば‐はぎ【丸葉萩】
マメ科の落葉低木。日当たりのよい山野に生える。葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。8〜10月、紅紫色の蝶形の花を開く。萼(がく)は深く裂けていて、先が鋭くとがる。
まるば‐るこう【丸葉縷紅】
ヒルガオ科の蔓(つる)性の一年草。茎は左巻き。葉は心臓形で先がとがる。夏から秋にかけて、筒の長いらっぱ状の赤い花が咲く。北アメリカ原産で、日本には観賞用として導入され、各地で野生化。まるばるこうそう。