きょうどう‐しゅっし【共同出資】
1 複数の個人が共同の事業に資金を出すこと。 2 複数の企業が共同の事業に資金を出すこと。このようにして設立された会社を共同出資会社という。→合弁会社
げんぶつ‐しゅっし【現物出資】
株式会社の設立、新株発行または資本増加に際して、動産・不動産・債権など金銭以外の財産をもって出資すること。
こうはい‐しゅっし【後配出資】
協同組織金融機関に対する出資形態の一。普通出資よりも配当率が低く、調達した資本は自己資本に算入することが認められているため、配当負担を抑えながら資本の充実を図ることができる。株式会社の普通株に相...
ざいさん‐しゅっし【財産出資】
金銭その他の財産を目的とする出資。金銭出資と不動産などの現物出資とがある。労務出資や信用出資に対していう。
しゅっ‐し【出資】
[名](スル)資金を出すこと。特に、事業を営むための資金として、金銭その他の財産または労務・信用を会社または組合にだすこと。「公益事業に—する」「—金」「—者」
しんよう‐しゅっし【信用出資】
自己の信用を会社などに利用させることを目的とする出資。民法上の組合や合名会社、および合資会社の無限責任社員にのみ認められる。会社の振り出す手形の引き受け・裏書き、会社のために物的担保を提供するなど。
ふつう‐しゅっし【普通出資】
協同組織金融機関の会員(利用者)による出資。出資者は普通出資証券を受け取り、普通出資者総会での議決権を持つ。株式会社の普通株に相当し、収益状況に応じて配当金が支払われるが、出資証券は売買すること...
ゆうせん‐しゅっし【優先出資】
1 協同組織金融機関が普通出資を補完するものとして不特定多数の投資家を対象に募る出資。出資者は優先出資証券を受け取り、優先的に配当を受けることができるが、普通出資者総会での議決権はない。株式会社...
ろうむ‐しゅっし【労務出資】
労務を提供するという方法による出資。民法上の組合の組合員と合名会社・合資会社の無限責任社員とに認められる。