出典:gooニュース
利上げに前向きな2委員、米動向など注視で現状維持支持=日銀12月会合要旨
ある委員は「中立金利からまだ距離がある現時点では、適時のタイミングで利上げを行っていくことが望ましい」と述べた。1人の委員は、経済・物価が見通しに沿って推移しているもとで、金融緩和の度合いを調整するタイミングは「目標達成時点に予想される金利水準から見た利上げペースに加え、それぞれの時点での上下双方のリスク要因の評価にも依存する」とした。
利上げ判断「局面近い」=24年12月の日銀会合議事要旨
政策委員の一人が「利上げを判断する局面は近いが、現段階では米経済の不確実性が一巡するのを今しばらく注視する辛抱強さも必要だ」と言及するなど、利上げの是非を巡り突っ込んだ議論が交わされた。 日銀は次の1月会合で、政策金利の0.5%程度への引き上げを決めた。
日本の解き方 筋が通らない日銀の利上げ 政策金利の将来見通しなく…やりたい放題のリークで一部だけが利益 市場が疑心暗鬼になる懸念
案の定、今回も日銀からのリークらしきマスコミの利上げ報道があった。安倍晋三・菅義偉政権ではリークは全くなかったが、岸田文雄政権で復活し、石破茂政権ではさらに激しくなった感じだ。 結果として、あやふやな理由で、日銀からとおぼしきリークだけで利上げした印象だ。 本コラムで指摘したが、24日は通常国会の初日だった。
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