こう‐こ【曠古】
《「曠」は、むなしくする意》今までに例のないこと。未曽有。前代未聞。空前。「—の大業」「—の戦争」〈花袋・田舎教師〉
ぜん‐だい【前代】
1 前の時代。先代。「—の遺物」 2 当主の前の代。先代。「—の遺言」 3 「前代未聞」の略。「—珍しき事ぞと、沙汰せざる所なし」〈浮・二十不孝・三〉
ちん‐じ【珍事/椿事】
1 珍しい出来事。「前代未聞の—」 2 (椿事)思いがけない重大な出来事。一大事。
は‐てんこう【破天荒】
[名・形動]前人のなしえなかったことを初めてすること。また、そのさま。前代未聞。未曽有(みぞう)。「—の試み」「—な大事業」 [補説]「天荒」は未開の荒れ地の意。唐の時代、官吏登用試験の合格者が...
ぶん【聞】
[音]ブン(漢) モン(呉) [訓]きく きこえる [学習漢字]2年 〈ブン〉 1 きく。きこえる。「聞知/寡聞・外聞・見聞・上聞・仄聞(そくぶん)・他聞・伝聞・内聞・博聞・百聞」 2 評判。...
み【未】
[音]ミ(呉) ビ(漢) [訓]いまだ いまだし まだ ひつじ [学習漢字]4年 〈ミ〉まだ…しない。「未婚・未遂・未然・未定・未満・未明・未来・未曽有(みぞう)・未亡人/前代未聞」 〈ビ〉...
めん‐ばく【面縛】
両手を後ろ手にして縛り、顔を前に突き出してさらすこと。「—の有様、前代未聞の恥辱なり」〈太平記・一一〉