あん‐パン【餡パン】
餡入りの丸いパン。明治7年(1874)東京銀座の木村屋が、米と麹(こうじ)で生地を発酵させる「酒種(さかだね)あんぱん」を創製。
うい‐ろう【外郎】
《「うい(外)」は唐音》 1 江戸時代、小田原名産の去痰(きょたん)の丸薬。元(げん)の礼部(れいほう)員外郎(いんがいろう)陳宗敬が日本に帰化し、博多で創製。その子孫が京都西洞院(にしのとうい...
ウースター‐ソース
《Worcestershire sauceから。「ウスターソース」とも》野菜や果物の搾り汁や煮だし汁に、砂糖・酢・食塩や香辛料を加えて調整し、カラメルなどを加えて茶褐色にした液体調味料。英国の旧...
エレクトロン【electron】
1 電子。 2 マグネシウムを主成分とし、亜鉛・アルミニウム・マンガンを含む軽合金。ドイツのエレクトロン社が創製。機械部品などに使用。 [補説]1の語源はギリシャ語で琥珀(こはく)の意。琥珀をこ...
えんれい‐たん【延齢丹】
江戸時代の健康常備薬。曲直瀬道三(まなせどうさん)の養子玄朔(げんさく)の創製。
おだわら‐ぢょうちん【小田原提灯】
円筒形で、不用のときは畳んで袂(たもと)または懐中に入れて携帯のできる提灯。天文年間(1532〜1555)小田原の甚左衛門の創製という。懐(ふところ)提灯。
オリザニン【Oryzanin】
ビタミンB1剤の商標名。明治43年(1910)鈴木梅太郎が米糠(こめぬか)から抽出して創製し、イネの学名oryzaから命名。
オー‐デ‐コロン【(フランス)eau de Cologne】
《ケルン(コローニュ)の水の意》芳香油や植物性芳香を加えたアルコール性の水溶液。香料の含有量が2〜5パーセントのもので、香水のかわりに手軽に用いるもの。ドイツのケルンで創製、フランスに広まった。...
かがくぎじゅつしんこう‐じぎょうだん【科学技術振興事業団】
科学技術振興のための基盤整備と先端的・独創的な研究開発の推進ならびに科学技術理解増進事業の推進を目的として、日本科学技術情報センターと新技術事業団を統合し、平成8年(1996)設立された文部科学...
きょく‐し【局紙】
ミツマタを原料とする、丈夫でつやのある上質の紙。辞令用紙・証券用紙などに用いる。明治8年(1875)大蔵省抄紙局が設けられ、そこで創製された。