あく【悪〔惡〕】
[音]アク(呉)(漢) オ(ヲ)(漢) [訓]わるい あし にくむ [学習漢字]3年 〈アク〉 1 正しくない。わるいこと。「悪意・悪質/改悪・害悪・旧悪・凶悪・極悪・最悪・罪悪・邪悪・醜悪」...
あさひ‐そしょう【朝日訴訟】
昭和32年(1957)、重度の結核で国立療養所に長期入院していた朝日茂が、生活保護費の支給基準は劣悪で、憲法に規定する生存権を侵害するとして訴えた行政訴訟。
かいしゃつごう‐たいしょく【会社都合退職】
会社(雇用者)が、人員削減などの理由によって労働者を退職させること。労働者が自ら退職届を提出しても、賃金の不払いや劣悪な労働条件など会社側に理由があると認められる場合はこれに含まれる。→自己都合退職
かすとり‐ざっし【粕取り雑誌】
第二次大戦直後、相次いで発刊された扇情的で低俗な雑誌。「かすとり2」が劣悪で、3合も飲めば酔いつぶれるところから、この種の雑誌が3号ぐらいで廃刊することをひやかしての名。
かんきょう‐おせん【環境汚染】
人間の生産および生活活動によって生じる空気・水・土壌などの環境の劣悪化。大気汚染・水質汚濁などのほか、オゾン層破壊・地球温暖化なども問題となっている。
きん‐せん【京銭】
室町時代から江戸初期にかけて流通した銭貨の一。明の南京付近で流通していた劣悪な私鋳銭が日本に流入したものといわれる。撰(え)り銭の対象となった。南京銭。
ご‐じょく【五濁】
仏語。この世が悪くなるときの五つの汚濁の相。天災・疫病・戦争などが起こる劫(こう)濁、誤った考え方がはびこる見濁、衆生(しゅじょう)の寿命が短くなる命(みょう)濁、煩悩によって悪が蔓延する煩悩濁...
しぜん‐とうた【自然淘汰】
[名](スル) 1 「自然選択」に同じ。→人為淘汰 2 時の経過とともに、優良なものが生き残り、劣悪なものがひとりでに滅びていくこと。「俗悪な雑誌は—される」
ソーシャル‐ダンピング【social dumping】
低賃金や長時間労働などの劣悪な労働条件によって生産コストを引き下げてつくった商品を海外市場で廉売すること。
なべ‐せん【鍋銭】
鍋鉄(なべがね)で鋳造した鉄銭。寛永通宝のうちでも劣悪なもの。なべぜに。