アルコール【(フランス)Alcools】
アポリネールの詩集。1913年刊。句読点を一切用いないという独特な文体で書かれており、画家ローランサンとの恋の終わりを描いた「ミラボー橋」などの作品を収める。
くぎり‐ふごう【句切り符号】
文中の語句の切れ目を示す符号。句読点・中点(なかてん)(中黒)・括弧(かっこ)など。
く‐ぎ・る【句切る/区切る】
[動ラ五(四)] 1 言葉や文章などに、意味・内容や音節などのまとまりで切れ目をつける。句読点や段落を施す。「一言一言—・って話す」 2 ある広さをもつものを、境をつけていくつかに分ける。境界を...
く‐とう【句読】
1 文を読むとき、その文の切れるところと一時息を切るところ。 2 文章の読み方。特に、漢文の素読。「父恭斎に—を授けられていたのである」〈鴎外・渋江抽斎〉 3 「句読点」の略。
くとう‐ほう【句読法】
句読点の使い方。また、それについて定めたもの。
句読(くとう)を切(き)・る
句読点を打って文の切れ目をはっきりさせる。
コロン【colon】
1 欧文の句読点の一。「:」の記号。対句の間や、引用句・説明句の前などに用いる。→セミコロン 2 結腸。
スタイロメトリー【stylometry】
文章の癖や特徴から、その書き手を推定または特定をすること。また、それに関する学問分野。特定の単語の使用率、句読点や一文の長さなどを統計学的に分析する。計量文体学。→計量文献学
てん【点〔點〕】
[音]テン(呉)(漢) [訓]ともす とぼす たてる [学習漢字]2年 1 小さなしるし。ぽち。「点画・点線/圏点・黒点・斑点(はんてん)・傍点」 2 文字や文章につける符号。「訓点・濁点・句読...
はく‐ぶん【白文】
1 本文だけで注釈のついていない漢文。 2 句読点・返り点・送り仮名などのついていない漢文。 3 「白字」に同じ。