あくまのてまりうた【悪魔の手毬唄】
横溝正史の長編推理小説。昭和32年(1957)から昭和34年(1959)にかけて「宝石」誌で連載。単行本は昭和34年(1959)の刊行。手毬唄の歌詞に添って起きる殺人事件の謎に、名探偵金田一耕助...
あと‐うた【後歌/後唄】
地歌や箏曲(そうきょく)歌で、手事(てごと)(長い間奏)のあとに演奏される歌の部分。手事が二か所あるときは、二つ目の手事のあとに演奏される部分。⇔前歌。
あまごい‐うた【雨乞い歌/雨乞い唄】
雨乞いのときにうたう歌。民謡として各地に伝わる。
いしひき‐うた【石引(き)歌/石引(き)唄】
民謡で、大きな石などを引いて運ぶときにうたう歌。木遣(きや)り歌の一種。
いつきのこもりうた【五木の子守唄】
五木村一帯に伝わった民謡。年貢代わりに働く子守娘の悲しい境遇を歌った子守唄。
いとくり‐うた【糸繰(り)歌】
民謡で、糸を紡ぎながらうたう仕事歌。糸取り歌。糸引き歌。紡ぎ歌。
いねかり‐うた【稲刈(り)歌】
民謡で、稲を刈り取るときにうたう仕事歌。
いねこき‐うた【稲扱き歌】
民謡で、稲の穂をこくときにうたう仕事歌。
いねつき‐うた【稲舂き歌】
大嘗祭(だいじょうさい)に神前に供える稲をつくときにうたった歌。
いわい‐うた【祝(い)歌/頌】
1 民謡の分類の一。祝いの式や宴席などでうたう歌。祝儀歌。 2 和歌六義(りくぎ)の一。祝いことほぐ歌。頌歌(しょうか)。「六つには—」〈古今・仮名序〉