か‐しき【喝食】
⇒かっしき(喝食)
かっ‐しき【喝食】
《「喝」は唱える意》 1 禅寺で、諸僧に食事を知らせ、食事の種類や進め方を告げること。また、その役目の名や、その役目をした有髪の少年。のちには稚児の意となった。喝食行者(あんじゃ)。かつじき。か...
かっしき‐あんじゃ【喝食行者】
「喝食(かっしき)1」に同じ。
かっしき‐すがた【喝食姿】
元服前の少年の髪形の一。髻(もとどり)を結んで後ろへ垂らし、肩の辺りで切りそろえたもの。喝食。
かっしき‐もの【喝食物】
能の分類の一。半僧半俗の少年をシテとするもの。喝食鬘(かつら)に喝食面をつけ、羯鼓(かっこ)の舞をまう。「自然居士(じねんこじ)」「東岸居士」「花月」の三番がある。→喝食