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辞書
くず【国栖/国巣/国樔】
《「くにす」の音変化》 1 古代、大和の吉野川上流の山地にあったという村落。また、その住民。宮中の節会(せちえ)に参り、贄(にえ)を献じ、笛を吹き、口鼓(くちつづみ)を打って風俗歌を奏した。くず...
くず【国栖】
謡曲。五番目物。反乱のために吉野の菜摘川に逃れた天武天皇を、老人夫婦が追っ手から隠し、やがて天女と蔵王権現が現れて天皇を祝福する。
くに‐す【国栖/国巣/国樔】
「くず(国栖)」に同じ。「—らが春菜つむらむ」〈万・一九一九〉
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