いっ‐せき【一跡】
1 家筋の続き。家系。血統。「大家の—、この時断亡せんこと勿体(もったい)なく候」〈太平記・三五〉 2 後継者に譲るすべてのもの。跡目一式。全財産。「—を継がせ申したき心中にて候」〈謡・春栄〉 ...
おお‐ごしょ【大御所】
1 すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。「政界の—」 2 親王の隠居所。また、隠居した親王の尊称。 3 将軍の隠居所。ま...
おお‐どころ【大所】
1 大きな構えの家。財産家。大家(たいけ)。おおどこ。 2 勢力のある、主だった人。大家(たいか)。重鎮。「財界の—が集まっている」 3 主なもの。ある分野で勢力が大きいもの。「—の問題は解決し...
おじょう‐さま【御嬢様】
1 大家の娘、また、主人の家の娘を敬っていう語。 2 他人の娘を敬っていう語。 3 何不自由なく育てられて世間の苦労を知らない女性。「いくつになっても—で困ったものだ」
オーソリティー【authority】
1 権威。威信。 2 専門の道に通じて実力をもつ人。大家(たいか)。権威者。
か【家】
[音]カ(漢) ケ(呉) [訓]いえ や うち [学習漢字]2年 〈カ〉 1 人の住む建物。「家屋・家宅/人家・農家・廃家・民家・隣家」 2 血縁集団の生活の場としての家。一家。一族。「家事・...
かけ‐あ・う【掛(け)合う/懸(け)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに掛ける。「声を—・う」 2 要求について先方と話しあう。交渉する。談判する。「家賃について大家と—・う」 3 匹敵する。照応する。「猫の一年は人間の十年に—・う」〈...
き‐しゅく【耆宿】
《「耆」も「宿」も老、旧の意》学徳のすぐれた老人。老大家。「学界の—」
きめ‐こ・む【決め込む/極め込む】
[動マ五(四)] 1 事実がどうであろうと、自分で勝手にそうだと決める。思い込む。「できないと—・んでいる」 2 そうすることに決めて押し通す。意図的にそうする。「ねこばばを—・む」 3 そのつ...
きょ‐しょう【巨匠】
その方面、特に芸術の分野で際立ってすぐれた人。大家。「画壇の—」