あかひき‐の‐いと【赤引の糸】
神御衣(かむみぞ)を織るのに用いる、赤みを帯びてつやのある糸。伊勢神宮の陰暦6月と12月の月次(つきなみ)の祭に奉納する。あからひきのいと。
あまごい‐おどり【雨乞い踊(り)】
雨乞いのために神仏に奉納する踊り。鉦(かね)・太鼓を打ち鳴らして踊る。
いせ‐ぎ【伊勢木】
木曽・飛騨などの山地の住民が、初穂として伊勢神宮へ奉納する木材。
いせ‐こう【伊勢講】
伊勢参宮を目的とした講。旅費を積み立て、くじで代表を選んで交代で参詣した。太太神楽(だいだいかぐら)を奉納するので伊勢太太講(だいだいこう)ともいわれる。中世末より近世にかけて盛んに行われた。《...
いせ‐れいへいし【伊勢例幣使】
毎年9月、伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)に幣帛(へいはく)を奉納するために派遣された勅使。
いち‐こ【市子/巫女/神巫】
1 神霊・生き霊(りょう)・死霊(しりょう)を呪文を唱えて招き寄せ、その意中を語ることを業とする女性。梓巫(あずさみこ)。巫女(みこ)。口寄(くちよ)せ。 2 神前に奉仕して、神楽(かぐら)を奉...
うま‐がた【馬形】
《「うまかた」とも》 1 馬の形。また、馬の形の絵。 2 木や紙で馬の形を作ったり絵に描いたりして、神馬の代わりに神に奉納するもの。
え‐ま【絵馬】
祈願や報謝のために、社寺に奉納する絵の額。生きた馬の代わりに絵に描いて奉納したのが始まりといわれる。屋根形の小絵馬や大形の額絵馬などがある。 [補説]曲名別項。→絵馬
えま‐どう【絵馬堂】
寺社などで、奉納された絵馬を掲げておく建物。絵馬殿(えまでん)。額堂。
おお‐えま【大絵馬】
大形の絵馬。多く、扁額(へんがく)形式で奉納される。