いや‐き【嫌気】
[名](スル) 1 「いやけ1」に同じ。「嗚呼(ああ)考え込めば裁縫(しごと)も—になって来る」〈露伴・五重塔〉 2 相場が思うとおりに動かなかったり、悪い情報が出たりして生じる悲観的な気持ち。...
いや‐け【嫌気】
[名](スル) 1 嫌だと思う気持ち。気の進まないこと。いやき。「煮えきらない相手に—を起こす」 2 「いやき2」に同じ。
嫌気(いやけ)が差(さ)・す
嫌だと思う気持ちになる。いやきがさす。「今の仕事に—・す」「恋人に—・す」
けんき‐こきゅう【嫌気呼吸】
⇒無気呼吸
けんきせい‐さいきん【嫌気性細菌】
酸素の存在する環境では生活が困難または不可能な細菌。乳酸菌・破傷風菌など。→好気性細菌
けんき‐たいしゃ【嫌気代謝】
⇒無気呼吸
けんきてき‐かいとう【嫌気的解糖】
生体内で酸素を利用せずに糖(グルコース)をピルビン酸や乳酸などに分解し、エネルギーを産生する反応過程。酸素がある好気的条件下ではピルビン酸まで、酸素がない嫌気的条件下ではさらに乳酸やエタノールな...