かわごえ【川越】
埼玉県中南部の市。もと酒井氏らの城下町で、松平信綱のときに整備されて発達。土蔵造りの町並みが残り、史跡や文化財が多い。さつまいもなど野菜栽培が盛ん。住宅地。古代は河肥、中世は河越とも書き、近世か...
かわごえ‐いも【川越芋】
サツマイモの一品種。川越地方の特産。皮が赤く、身は黄色で甘い。金時(きんとき)。
かわごえ‐かいどう【川越街道】
国道254号線の、東京都豊島区東池袋と埼玉県川越市新宿町の間における呼び名。江戸時代に中山道の板橋宿から分岐する脇街道として整備された。現在は東池袋が起点。
かわごえ‐し【川越市】
⇒川越
かわごえ‐じょう【川越城】
川越市にあった城。長禄元年(1457)太田道真・道灌(どうかん)父子の築城と伝えられる。江戸時代、酒井・堀田・松平氏らの居城。本丸表御殿の一部が現存。初雁城。
かわごえ‐ななこ【川越斜子】
川越地方で産する斜子絹織物。
かわ‐ごし【川越し】
1 川を隔てること。また、川を隔てた向こう側。「—に合図を送る」 2 川を歩いて渡ること。 3 「川越し人足」の略。「—も日なたで石を手玉にし」〈柳多留・二〉
かわごし‐にんそく【川越し人足】
橋のない大河で、人を肩や輦台(れんだい)に乗せて川を渡すことを職業とした人。