アフリカげんそうきょく【アフリカ幻想曲】
《原題、(フランス)Fantaisie 'Africa'》サン=サーンスのピアノと管弦楽のための作品。ト短調。1891年作曲。度々訪れた北アフリカの印象に基づく、異国情緒豊かな作品。
げん‐そう【幻想】
[名](スル)現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと。また、そのような想念。「—を抱く」「戦争のない未来を—する」
げんそう‐きょく【幻想曲】
形式にとらわれず、作者が自由に楽想を展開させて作る曲。ファンタジー。
げんそうきょくはちょうちょうさすらいびと【幻想曲ハ長調さすらい人】
⇒さすらい人幻想曲
げんそうこうきょうきょく【幻想交響曲】
《原題、(フランス)Symphonie fantastique》ベルリオーズ作曲の交響曲。全5楽章。1830年パリで初演。失恋した青年芸術家の阿片による幻想を描写したもので、標題音楽の代表作。
げんそうししゅう【幻想詩集】
《原題、(フランス)Les Chimère》ネルバルの詩集。「廃嫡者」など12編のソネットからなる。1854年刊の短編小説集「火の娘たち」の巻末付録として発表。
げんそうしょうきょくしゅう【幻想小曲集】
《原題、(ドイツ)Fantasiestücke》シューマンのピアノ曲集。全8曲。1837年作曲。それぞれに詩的・文学的な標題が付されている。
げんそうしんどう‐しょうこうぐん【幻想振動症候群】
《phantom vibration syndrome》⇒ファントムバイブレーション症候群
げんそうそっきょうきょく【幻想即興曲】
《原題、(フランス)Fantaisie-Impromptu》ショパンのピアノ曲、即興曲第4番の名称。嬰ハ短調。1834年頃に作曲。ショパンの死後、友人により名付けられ、出版された。
げんそう‐てき【幻想的】
[形動]現実から離れて、まぼろしの世界を夢見ているようなさま。ファンタスティック。「—な調べ」