あえ‐て【敢えて】
[副]《動詞「あ(敢)う」の連用形+接続助詞「て」から》 1 やりにくいことを押しきってするさま。無理に。「言いにくいことを—言おう」 2 (あとに打消しの語を伴って) ㋐特に取り立てるほどの状...
あお・る【煽る】
[動ラ五(四)] 1 うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで—・って火をおこす」 2 風が物を揺り動かす。また、風を受けて物が動く。「強風にテントが—・られる」「通路の扉...
あらけ‐な・い【荒気ない】
[形][文]あらけな・し[ク]《「ない」は意味を強める接尾語》ひどく荒々しい。粗暴である。「屯所(たむろじょ)へ引ゆかんと—・くも引立られ」〈久保田彦作・鳥追阿松海上新話〉
い【維】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(漢) ユイ(呉) [訓]つなぐ これ 1 大綱。国家の大本。「維綱/綱維」 2 つな。糸すじ。「維管束/繊維・地維・天維」 3 つなぎとめる。「維持」 4 すみ。「...
いか‐に【如何に】
[副] 1 状態などについての疑問を表す。どのように。どんなふうに。「人間、—生くべきか」「彼の運命や—」 2 程度などについて推量する気持ちを表す。どれほど。どんなに。「—大きな打撃を受けた...
いか‐ほど【如何程】
(副詞的にも用いる) 1 物事の程度・分量・値段などを問う意を表す。どのくらい。「これは一つ—ですか」「—差し上げましょうか」 2 物事の分量や程度などが多い意を表す。また、「ても」「とも」など...
いとけ‐な・い【幼い/稚い】
[形][文]いとけな・し[ク]《「ない」は意味を強める接尾語》おさなくて小さいさま。あどけない。「—・い子」 [派生]いとけなげ[形動]いとけなさ[名]
いん‐ぐ【淫具】
性行為の際、性的な刺激を強めるために用いる器具。性具。
うしろめた‐な・し【後ろめたなし】
[形ク]《「なし」は意味を強める接尾語》 1 「うしろめたい1」に同じ。「心ざしありつる郡司の妻を、—・き心つかはん事、いとほしけれど」〈宇治拾遺・九〉 2 「うしろめたい2」に同じ。「遥かにか...
嘘(うそ)にも
1 たとえ本心ではなくてもという気持ちを表す。「—済まないという言葉ぐらい言ってもいいではないか」 2 (下に打消しの語を伴う)打消しを強める。決して。まるで。かりにも。「お島が惚れていようとは...