当(あ)たって砕(くだ)けろ
成功するかどうかわからなくても、思いきってやってみよということ。
当(あ)たらず触(さわ)らず
差し障りがないように気をつけて何かをするさま。「—の回答」
当(あ)たらずと雖(いえど)も遠(とお)からず
《「礼記」大学から》ぴったり当たっていなくても、それほど見当が外れてはいないようす。 [補説]「当たらずとも遠からず」とするのは誤り。
あたり【当(た)り/中り】
[名] 1 あたること。 ㋐ぶつかること。「立ち合いの—が強い」 ㋑命中すること。的中。「福引で—を出す」⇔はずれ。 ㋒催しや企画などが思ったとおりになること。成功。「—の商品」⇔はずれ。 ㋓...
あたり‐あい【当たり合ひ】
ちょうどその場にあること。ありあわせ。ありあい。「—の枕引き寄せ、大いびきして」〈浮・俗つれづれ・一〉
あたり‐きょうげん【当(た)り狂言】
評判がよく、客の入りのよい芝居狂言。
あたり‐ぎ【当(た)り木】
「擂(す)り粉木(こぎ)」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐くじ【当(た)り籤】
1 くじ引きなどで、当たったくじ。 2 くじ引きで、大物景品が当たる特定のくじ。
あたり‐げい【当(た)り芸】
その俳優が演じると、いつも好評を博する芸。
あたり‐さわり【当(た)り障り】
他に悪い影響を与える事柄。差し障り。「—のない話題を選ぶ」 [補説]多くは「当たり障りがない」「当たり障りのない」の形で使う。