げん【彦】
[人名用漢字] [音]ゲン(呉)(漢) [訓]ひこ 容姿や才に秀でた男子。「俊彦・諸彦」 [名のり]お・さと・ひろ・やす・よし
ひ‐こ【彦】
《「日子」の意》男子の美称。多く、男子の名前につけて用いる。「天稚(あめわか)—」「海幸—」⇔姫。
ひこいちばなし【彦市ばなし】
木下順二の戯曲。彦市話を題材とする民話劇。昭和21年(1946)発表。狂言、歌舞伎、舞踊劇など、さまざまな形式で上演されている。
ひこいち‐ばなし【彦市話】
熊本県の球磨郡や八代地方に伝承される、「彦市」を主人公とする一連のとんち話。
ひこ‐がみ【彦神/比古神】
男神。また、姫神(女神)の配偶神。
ひこ‐さん【英彦山/彦山】
福岡・大分両県にまたがる火山。標高1200メートル。奇岩で知られ、北・中・南岳の三峰からなり、中岳に英彦山神宮がある。えひこさん。
ひこさんごんげんちかいのすけだち【彦山権現誓助剣】
浄瑠璃。時代物。11段。梅野下風・近松保蔵合作。天明6年(1786)大坂東の芝居初演。吉岡一味斎の娘お園が、許婚(いいなずけ)の毛谷村六助(けやむらろくすけ)の助けで、父の敵京極内匠を討つ話。9...
ひこ‐しま【彦島】
山口県南西部、下関市南端にある島。面積9.8平方キロメートル。100メートル前後の丘からなり、市街地とは関彦(かんげん)橋・彦島大橋などで結ばれている。市の工業生産の中心地。
ひこね【彦根】
滋賀県、琵琶湖の東岸にある市。江戸時代は井伊氏の城下町として発展し、彦根城が現存。繊維・セメント工業や仏壇製造が盛ん。人口11.2万(2010)。
ひこね‐し【彦根市】
⇒彦根