うら‐な・し【心無し/裏無し】
[形ク] 1 心の内を包み隠さない。隔て心がない。「世のはかなき事も、—・く言ひ慰まむこそうれしかるべきに」〈徒然・一二〉 2 物事を深く考えない。うっかり安心している。「かかりけることもありけ...
こころ‐なし【心做し】
(多く、副詞的に用いる。また、「こころなしか」の形でも用いる)心の中でそう思うこと。思いなし。気のせい。「—元気そうだ」「—か顔色がすぐれない」
こころ‐なし【心無し】
思慮分別のないこと。思いやりのないこと。また、その人。「例の—の、かかるわざをして」〈源・若紫〉
しん‐なし【心無し/芯無し】
中に芯を入れてないもの。内部がからになっているもの。「—の帯」