あ‐が・く【足掻く】
[動カ五(四)] 1 手足を振り動かしてもがく。じたばたする。「水面に浮かび上がろうと—・く」 2 活路を見いだそうとして必死になって努力する。あくせくする。「今さら—・いてもしかたがない」 3...
いっしょ‐けんめい【一所懸命】
[名・形動] 1 中世、1か所の領地を命をかけて生活の頼みにすること。また、その領地。「—の地」 2 命がけで物事をすること。また、そのさま。必死。一生懸命(いっしょうけんめい)。「もっと—な、...
おく・れる【遅れる/後れる】
[動ラ下一][文]おく・る[ラ下二] 1 他のものよりあとになる。取り残される。「前の走者に—・れまいとして必死に走る」「流行に—・れる」「勉強が人より—・れる」 2 進み方が標準・基準より遅く...
からく【辛く】
[副]《形容詞「からし」の連用形から》 1 やっと。かろうじて。「かの御子だに見給ふべきが侍らざりしかばなむ、—求めて物せし」〈宇津保・菊の宴〉 2 必死に。一心に。「—神仏を祈りてこの水門(み...
きたかぜとたいよう【北風と太陽】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。北風と太陽が、旅人の上着を脱がす勝負をする。北風が強く吹けば吹くほど、旅人は上着を飛ばされまいと必死になる。次に太陽が照らすと、旅人は自ら上着を脱ぎだす。
さけび【叫び】
1 大声をあげること。また、その声。「助けを求める—」 2 他に向かって必死の思いでする主張。「民族独立の—」
死地(しち)に陥(おとしい)れて後(のち)生(い)く
《「孫子」九地から》味方の軍を絶体絶命の状態に陥れ、必死の覚悟で戦わせることではじめて、活路を見いだすことができる。
し‐りょく【死力】
死んでもいいという覚悟で出す力。ありったけの力。必死の力。「—を尽くす」
ておい‐じし【手負い猪】
傷を負った猪(いのしし)。追いつめられて必死の反撃を試みる者のたとえに用いる。
闘雀(とうじゃく)人(ひと・にん)を恐(おそ)れず
弱い雀のような鳥でも必死で戦っているときは、人が近づいても恐れない。