いか‐ばかり【如何許り】
[副]どれくらい。どれほど。「悲しみは—かと思いやる」
エンパシー【empathy】
感情移入。人の気持ちを思いやること。 [補説]シンパシー(sympathy)は他人と感情を共有することをいい、エンパシーは、他人と自分を同一視することなく、他人の心情をくむことをさす。
おく【憶】
[常用漢字] [音]オク(呉) [訓]おもう 1 いろいろなことを思いやる。「憶念/回憶・追憶」 2 心にとどめて忘れない。「記憶」 3 おしはかる。「憶説・憶測」
おもい‐おこ・す【思ひ遣す】
[動サ下二]思いをはせる。思いやる。「かくて眺むらむと—・する人あらむや」〈更級〉
思(おも)いを馳(は)・せる
遠く離れている人や物事を思いやる。「故郷の妻子に—・せる」
親(おや)思(おも)う心(こころ)にまさる親心(おやごころ)
《吉田松陰の歌「親思ふ心にまさる親心けふの音づれ何ときくらん」から》子が親を思う心よりも、子を思いやる親の気持ちのほうがはるかに深いということ。
く・む【汲む/酌む】
[動マ五(四)] 1 器物や手のひらなどを使って、水などをすくい取る。また、ポンプなどの機械によって水などを容器に移し入れる。「井戸水を—・む」「釜から茶柄杓(びしゃく)で湯を—・む」 2 酒・...
心(こころ)を汲(く)・む
他人の心の中を思いやる。気持ちを察する。「—・んで静かに見守る」
さつ【察】
[音]サツ(漢) [学習漢字]4年 1 調べて明らかにする。「監察・観察・検察・考察・査察・視察・省察・診察・偵察」 2 おしはかる。思いやる。「察知/賢察・推察・拝察」 [名のり]あき・あきら...
じん‐あい【仁愛】
[名・形動]情け深い心で人を思いやること。いつくしむこと。また、そのさま。「—の心」「忠孝—なる同胞(きょうだい)」〈魯庵・社会百面相〉