し‐そう【思想】
[名](スル) 1 心に思い浮かべること。考えること。考え。「新しい—が浮かぶ」「普天下の人をして自由に—し」〈中村訳・自由之理〉 2 人生や社会についての一つのまとまった考え・意見。特に、政治...
しそういぜん【思想以前】
安藤一郎の第1詩集。昭和5年(1930)刊行。
しそう‐か【思想家】
社会・人生などについての深い思想をもつ人。特に、その内容を公表し、他に影響を与える人をいう。
しそう‐けいさつ【思想警察】
国家体制に反対または批判的な思想を取り締まることを任務とする警察。
しそう‐げき【思想劇】
社会問題・人生問題など思想的な問題を主題にした劇。イプセン・ショーなどの劇の類。
しそう‐しょ【思想書】
人生や政治などについての特定の思想を記した本。
しそう‐せん【思想戦】
宣伝や風評などで敵国民の思想を混乱させる謀略。
しそうとしてのとうきょう【思想としての東京】
磯田光一の評論。昭和53年(1978)刊。副題「近代文学史論ノート」。明治維新後の東京における地方性崩壊の過程に近代日本文学史を重ねて論じた都市文学論。第29回芸術選奨文部大臣賞受賞。
しそうのうんめい【思想の運命】
林達夫の評論集。昭和14年(1939)刊行。
しそう‐の‐じゆう【思想の自由】
人がどのような思想をもとうとも、公権力による侵害や社会的な不利益などを受けない自由。憲法の保障する基本的人権の一。→日本国憲法第19条