えっ‐き【悦喜】
[名](スル)非常に喜ぶこと。「料理をして君を—させる事受合だ」〈露伴・日ぐらし物語〉
えっ‐さい【悦哉/雀𪀚】
小型の鷹、ツミの雄。
えっぱん【悦般】
5世紀ころ、中央アジアのイリ地方に住んでいたトルコ系の遊牧民族。また、その国。中国南北朝の史書に現れる。
えっ‐ぷく【悦服】
[名](スル)心から喜んで服従すること。「国民—せざる者無し」〈柳河春三編・万国新話〉
えつ【悦】
喜ぶこと。うれしがること。
えつ【悦】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]よろこぶ よろこぶ。よろこび。「悦楽/喜悦・恐悦・法悦・満悦・愉悦」 [名のり]のぶ・よし
悦(えつ)に入(い)・る
事がうまく運び、満足して喜ぶ。「ひとり—・っている」 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
えつもくしょう【悦目抄】
歌論書。2巻。藤原基俊著といわれるが偽作。成立年代は鎌倉中期とされるが未詳。和歌の作り方・仮名遣い、先人の作風などについて述べたもの。更科記(さらしなき)。和歌一流。和良日久佐(わらひくさ)。
えつ‐らく【悦楽】
喜びを得て楽しむこと。喜び満足すること。「—にひたる」
よろこばし・い【喜ばしい/悦ばしい】
[形][文]よろこば・し[シク]喜ぶべき状態である。うれしい。「こんな—・いことはない」「—・い知らせ」 [派生]よろこばしげ[形動]よろこばしさ[名]