生(う)まれぬ先(さき)の襁褓(むつき)定(さだ)め
子供が生まれないうちから、おしめの準備に大騒ぎする。準備ばかり早くて大げさなこと、手回しのよすぎることのたとえ。
海(うみ)も見(み)えぬに船用意(ふなようい)
物事を早まってすること、手回しのよすぎることのたとえ。
クランク【crank】
1 ピストンなどの往復運動を回転運動に変える目的で、またはその逆の目的で使われる装置。自転車の前ギアとペダルとをつなぐ腕など。 2 無声映画時代、手動式映画カメラについていた取っ手。また、これを...
こ‐てまわし【小手回し】
前もって準備しておくこと。また、その手回しがいいこと。とっさの機転がきくこと。「—よく処理する」
タッキング【tacking】
ヨットで、艇首を風上に向けるようにしながら、風を受ける舷を他方に変えること。上手回し。
てまわし‐オルガン【手回しオルガン】
ハンドルを手で回して演奏する小型のオルガン。仕組みはオルゴールに似ており、ピンをつけたシリンダーを回転させると、ピンが鍵盤(けんばん)を押さえて音が出る。手回し風琴。街角で大道音楽師が使うことか...
ふ‐てまわし【不手回し】
手回しが悪いこと。特に、家計のやりくりがうまくいかないこと。
ふ‐てまわり【不手回り】
「不手回し」に同じ。「回らぬ暮し常なれど、この節わけて—」〈人・梅児誉美・四〉