た‐なごい【手拭ひ】
てぬぐい。たのごい。「—の箱つかはすとて」〈続後拾遺・離別・詞書〉
た‐のごい【手拭ひ】
「てぬぐい」に同じ。「東の門に居て、布の—を前に敷きたり」〈今昔・一六・二三〉
て‐ぬぐい【手拭い】
手・顔・からだなどをふくのに用いる布。鉢巻きやほおかぶりなどにも使う。ふつう、一幅(ひとの)の木綿を3尺(約90センチ)に切ったもので、模様や文字が染め出してある。
てぬぐい‐おび【手拭い帯】
手拭いを帯代わりにすること。また、その帯。
てぬぐい‐じ【手拭い地】
切って手拭いにする、地のあらい木綿の布。
て‐のごい【手拭ひ】
「てぬぐい」に同じ。「—をはちまきにして」〈読・八犬伝・九〉
て‐ふき【手拭き】
手などをふく布、または紙。