い‐さく【遺策】
1 はかりごとに手ぬかりがあること。手落ち。 2 前人の残したはかりごと。
い‐ろう【遺漏】
大切な事が抜け落ちていること。手抜かり。手落ち。「—のないように記入する」
おこたり【怠り】
1 なまけること。怠慢。「—なく励む」 2 怠慢から生じる過失。手落ち。「わが—にて流され給ふにしもあらず」〈大鏡・道隆〉 3 過失をわびること。謝罪。「泣く泣く—を言へど」〈堤・はいずみ〉
おち【落ち】
1 落ちること。 ㋐地位や階級などが下がること。「十両—」 ㋑付着していたものが取れること。「—のいい洗剤」 2 抜けること。 ㋐あるべきものが入っていないこと。漏れ。「招待客のリストに—がある...
おち‐ど【落(ち)度/越度】
《「おつど(越度)」の音変化》手落ち。あやまち。過失。「手続き上に—があった」「当方の—を認める」
かた‐おち【片落ち】
[名] 1 欠けたり切り落としたりした、残りの一方の部分。「鯛(たい)の—」 2 預金または貸し出しの利息計算で、預け入れ日・貸し出し日、または払い戻し日・返済日の一方に、利息をつけないこと。...
かたて‐うち【片手打ち】
[名・形動ナリ] 1 刀を片手で持って切りつけること。片手切り。片手なぐり。「—に打ちけるが」〈太平記・二〉 2 「片手落ち」に同じ。「吟味もなされず、—のなされやう」〈浄・歌念仏〉
かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手落ち。「—をわびる」 3 無礼、無作法なこと。また、そのさま。「—至極」「—千万...
げん‐みつ【厳密】
[形動][文][ナリ]誤りや手落ちのないように、細かいところまできびしく目を行き届かせていて、すきがないさま。「—な検査を受ける」「—に言えば多少異なる」 [派生]げんみつさ[名]
こく‐めい【克明】
[名・形動] 1 細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。丹念。「—な記録」 2 まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「姉は世間でいう義理を—に守り過ぎる女であった」〈...