しょう【抄/鈔】
1 長い文章などの一部を書き出すこと。また、そのもの。ぬきがき。「徒然草—」 2 古典などの難解な語句を抜き出して注釈すること。また、その書物。「湖月—」「毛詩—」 3 尺貫法の容積の単位。1抄...
しょう【抄】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉) [訓]すくう すく 1 すくい取る。かすめ取る。「抄掠(しょうりゃく)」 2 書き写す。「手抄」 3 抜き書きする。抜き書き。「抄出・抄本・抄訳・抄録/...
しょう‐き【抄記】
[名](スル)書き抜くこと。また、書き抜いたもの。抄録。「要点を—する」
しょう‐し【抄紙】
紙をすくこと。かみすき。
しょうし‐き【抄紙機】
紙をすく機械。一般に、金網で湿紙をこし取るワイヤ部、ロールの間で絞るプレス部、および乾燥部からなる。紙すき機。
しょう‐しゃ【抄写】
[名](スル)文章の一部分を書き写すこと。「独り読み得るのみならず、これを—して」〈中村訳・西国立志編〉
しょう‐しゅつ【抄出/鈔出】
[名](スル)必要なところを抜き出して書くこと。また、そのもの。抜き書き。「議事録から問題の箇所を—する」
しょう‐しょ【抄書/鈔書】
書物から一部を書き抜くこと。抜き書き。また、それをまとめたもの。
しょう・する【抄する/鈔する】
[動サ変][文]せう・す[サ変] 1 紙をすく。「和紙を—・する」 2 古典などの一部を抜き出して注釈を加える。「注にあれども—・するぞ」〈史記抄・游侠伝〉 3 資料から書き抜いて本をつくる。「...
しょう‐ぞう【抄造】
[名](スル)紙の原料をすいて紙を製造すること。「コウゾから和紙を—する」