汗(あせ)にな・る
1 働いたり動き回ったりして汗を流す。「日夜—・って動き回る」 2 汗の出るほど、恥ずかしさ、恐ろしさを感じる。「恐ろしき物語どもをして、おどされしかば、まめやかにみな—・りつつ」〈右京大夫集・詞書〉
あも‐しし【母父】
「はは・ちち」をいう上代語。おもちち。「月日夜(つくひよ)は過ぐは行けども—が玉の姿は忘れせなふも」〈万・四三七八〉
い‐の‐こ【亥の子】
1 陰暦10月の亥の日。この日に亥の子の祝(いわい)を行い、また、江戸時代には炬燵(こたつ)を開く日とされた。《季 冬》「臼(うす)音は麓の里の—かな/鳴雪」→十日夜(とおかんや) 2 「亥の子...
いのこ‐の‐いわい【亥の子の祝】
西日本で、亥の子の日に行われる収穫祭の行事。関東地方の十日夜(とおかんや)にあたるもので、この日に収穫を祝って新穀の餅を食し、子供たちがわら束や石で地面を打って回る。もと、中国の俗信に基づく宮中...
いも‐めいげつ【芋名月】
《里芋を供えるところから》陰暦8月15日夜の月。中秋(ちゅうしゅう)の名月。初名月。《季 秋》「雲霧や—の衣(きぬ)かつぎ/貞徳」→栗名月(くりめいげつ) →豆名月(まめめいげつ)
うちゅう‐はなび【宇宙花火】
平成19年(2007)9月2日夜、打ち上げたロケットから放出されたリチウムが、太陽の光を受けて赤く輝いた現象を花火にたとえたもの。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が各大学と共同で高層大気観測のた...
がっ‐かい【学海】
1 《「揚子法言」学行の「百川海を学びて海に至る」から》日夜のたゆみない努力の結果、研究を大成すること。 2 学問の世界の広いことを海にたとえていう語。「—の新気運に貢献して」〈漱石・三四郎〉
きん‐がく【勤学】
[名](スル)学問につとめはげむこと。「老師に就て日夜に—し」〈織田訳・花柳春話〉
くだ・く【砕く/摧く】
[動カ五(四)] 1 強い力を加えて、固い物やかたまりになっている物を細かくする。「岩を—・く」 2 勢いを弱らせる。計画などをつぶす。くじく。「野望を—・く」 3 ㋐(「心をくだく」の形で)...
く‐もん【苦悶】
[名](スル)肉体的または精神的に苦しみもだえること。「—に満ちた顔」「日夜—する」