あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
アイギナ【Aigina/Αίγινα】
ギリシャ南部、サロニコス湾に浮かぶエギナ島にあった古代ギリシャ時代のポリス(都市国家)。紀元前6世紀頃まで海上交通の要地として栄えたが、紀元前5世紀前半に競合関係にあったアテネとの争いで敗れ、衰...
アイコン【icon】
1 コンピューターで、ファイルの内容やプログラムの機能などを絵文字にしてディスプレー上に表示した図形・記号。 2 偶像。あこがれや崇拝の的となるもの。また、象徴的なもの。イコン。「ファッション—...
あいしゅうのまちにきりがふるのだ【哀愁の町に霧が降るのだ】
椎名誠による自伝的長編小説。昭和56年(1981)から昭和57年(1982)にかけて全3巻を刊行。のちにイラストレーターとなる沢野ひとし、弁護士となる木村晋介らと過ごした自身の青春時代を描く。
あいじん【愛人】
《原題、(フランス)L'Amant》デュラスの自伝的小説。1984年刊。同年、ゴンクール賞受賞。仏領インドシナで過ごした少女時代の性体験を描く。1992年、ジャン=ジャック=アノー監督により映画...
アイス【ice/(ドイツ)Eis】
1 氷。 2 氷で冷やすこと。また、冷やしたもの。⇔ホット。 3 「アイスクリーム」「アイスキャンデー」の略。 4 《アイスクリームの訳語「氷菓子」と同音であるところから》高利貸しのこと。明治時...
アイゼナハ【Eisenach】
ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。チューリンガーワルト山地の北東麓に位置する。作曲家バッハの生地。チューリンゲン地方伯の居城だったワルトブルク城がある。東ドイツ時代より自動車工業が盛ん。
アイゼンヒュッテンシュタット【Eisenhüttenstadt】
ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市。ポーランドとの国境をなすオーデル川沿いに位置する。東ドイツ時代に製鉄所を中心とする計画都市として建設され、東西ドイツ統一まで製鉄業で栄えた。
あいづ‐ごよみ【会津暦】
江戸時代、会津若松の諏訪(すわ)神社の神官によって作られた地方暦。
アイヌ
《アイヌ語で人の意》北海道を中心に日本列島北部、樺太(からふと)(サハリン)・千島(クリル)列島などに居住する民族。伝統的に狩猟・漁労・採集を主とする自然と一体の生活様式をもち、吟誦形式の叙事詩...