あい‐さつ【挨拶】
[名](スル)《「挨」は押す、「拶」は迫る意で、本来、禅家で門下の僧に押し問答して、その悟りの深浅を試すこと》 1 人に会ったときや別れるときなどに取り交わす礼にかなった動作や言葉。「—を交わす...
いん‐せい【陰晴】
曇りと晴れ。晴曇(せいどん)。「—の定まらないこの頃の時候の常として」〈近松秋江・青草〉
おり‐みまい【折見舞い】
寒暑の折などの見舞い。時候のあいさつ。「聟入りといふは一代に一度の物で、其の後行くは、時の—でおりゃる」〈虎寛狂・庖丁聟〉
寒暄(かんけん)を叙(じょ)・す
時候のあいさつをする。
かん‐しょ【寒暑】
1 寒さと暑さ。「—の差が激しい」 2 寒中と暑中。冬と夏。 3 時候のあいさつ。「—を叙す」
かん‐しょう【冠省】
手紙で、時候のあいさつなどを省略すること。また、そのときに書く語。前略。
き‐こう【季候】
《「四季七十二候」から》その季節の気候。季節や天候。時候。
こう【候】
《古く、中国で、1年360日を72等分した各5日間の称から》季候。時候。「残暑の—」「秋冷の—」
こう【候】
[音]コウ(漢) [訓]そうろう さぶらう [学習漢字]4年 〈コウ〉 1 ようすをうかがう。「伺候・斥候」 2 待つ。「候補」 3 物事の表面に現れるようす。きざし。「症候・兆候・徴候」 4...
こう‐しょ【向暑】
暑い時候に向かうこと。「拝啓、—の砌(みぎり)」⇔向寒。