きさらぎ【如月/更衣/衣更着】
陰暦2月の異称。《季 春》「—やふりつむ雪をまのあたり/万太郎」
きさらぎ‐の‐わかれ【更衣の別れ】
陰暦2月15日の釈迦の入滅。転じて、涅槃会(ねはんえ)のこと。
こう【更】
《夜警の者が更代(こうたい)する意から》一夜を五等分した時間の単位。初更から五更まである。
こう【更】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(漢) [訓]さら ふける ふかす かえる かわる 〈コウ〉 1 新しいものと入れかわる。入れかえる。「更改・更新・更迭/変更」 2 夜を五つに分けた時刻。「三...
こう‐い【更位】
「重祚(ちょうそ)」に同じ。
こう‐い【更衣】
1 衣服を着替えること。ころもがえ。「—室」 2 平安時代、女御(にょうご)に次ぐ後宮の女官。天皇の衣替えをつかさどる役であったが、のち、寝所に奉仕するようになった。「女御—あまたさぶらひ給ひけ...
こうい‐しつ【更衣室】
衣服を着替えるための部屋。
こうい‐ばら【更衣腹】
更衣から生まれた皇子や皇女。「—といはれ給ひしけぢめにこそはおはすめれ」〈源・薄雲〉
こう‐かい【更改】
[名](スル) 1 古いきまりやしきたりなどを新しいものに変えること。「新制度に—する」 2 既存の債務を消滅させ、これに代わる新しい債務を成立させる契約。「契約を—する」
こう‐し【更始】
[名](スル)古いものを改めて、新しく始めること。また、新しく始まること。「学制も亦—せずんばあらず」〈新聞雑誌二一〉