きさらぎ【如月/更衣/衣更着】
陰暦2月の異称。《季 春》「—やふりつむ雪をまのあたり/万太郎」
きさらぎ‐の‐わかれ【更衣の別れ】
陰暦2月15日の釈迦の入滅。転じて、涅槃会(ねはんえ)のこと。
こう‐い【更衣】
1 衣服を着替えること。ころもがえ。「—室」 2 平安時代、女御(にょうご)に次ぐ後宮の女官。天皇の衣替えをつかさどる役であったが、のち、寝所に奉仕するようになった。「女御—あまたさぶらひ給ひけ...
こうい‐しつ【更衣室】
衣服を着替えるための部屋。
こうい‐ばら【更衣腹】
更衣から生まれた皇子や皇女。「—といはれ給ひしけぢめにこそはおはすめれ」〈源・薄雲〉
ころもがえ【更衣】
催馬楽(さいばら)の曲名。律に属する。
ころも‐がえ【衣替え/更衣】
[名](スル) 1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあ...