い‐しょ【遺書】
1 死後のために書き残す文書や手紙。書き置き。遺言状。 2 後の世に残した書物。遺著。 3 方々に散りうせた書物。 [補説]書名別項。→遺書
うち‐ふだ【打(ち)札】
1 花札などで、手の内から出す札。 2 立て札。高札(たかふだ)。「彼の寺に参り給ひたりけるに、書き置き給へる—あり」〈盛衰記・三九〉
おき‐てがみ【置(き)手紙】
[名](スル)用件を書いてその場に残しておくこと。また、その手紙。書き置き。「—して出掛ける」
おき‐ぶみ【置(き)文】
1 置き手紙。 2 子孫への書き置き。遺書。 3 古文書で、守り行うべき規則などを書いた文書。
かき‐すて【書(き)捨て】
《「かきずて」とも》 1 書き捨てること。また、そのもの。 2 書き置き。「—の玉章(たまづさ)千束(ちつか)に積もり」〈浄・女夫池〉
ふみやまだち【文山立/文山賊】
狂言。二人の山賊が果たし合いをすることになるが、書き置きを記すうちに妻子の嘆くさまを思い浮かべて泣きだし、結局仲直りする。