き‐わた【木綿】
1 パンヤの別名。 2 もめんわた。繭(まゆ)から作る真綿(まわた)に対していう。綿花(めんか)。
も‐めん【木綿】
1 ワタの種子に付着している繊維を採取・加工したもの。弾力性・保温性・吸湿性に富み、衣料などに広く用いられる。コットン。めん。 2 「木綿糸」の略。 3 「木綿織り」の略。
もめん‐いと【木綿糸】
綿花を紡いで作った糸。また、それをより合わせて作った縫い糸。綿糸(めんし)。
もめん‐おり【木綿織(り)】
木綿糸で織った織物。綿織物。綿布(めんぷ)。
もめん‐がみ【木綿紙】
木綿のたちくずで作った紙。
もめん‐ちぢみ【木綿縮】
木綿織りのちぢみ。めんちぢみ。
もめん‐づる【木綿蔓】
マメ科の多年草。山地に生え、茎は地をはう。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡黄緑色の蝶形の花を総状につけ、豆果は密集してつく。名は、根が繊維状に裂けやすいことによる。
もめん‐どうふ【木綿豆腐】
豆乳に凝固剤を入れ、固まりはじめたものを型箱に流し込み、敷いてある木綿布で余分の水をこして締め固めた豆腐。表面に木綿の布目がつく。→絹漉(きぬご)し豆腐
もめん‐にしき【木綿錦】
縦糸に絹糸、横糸に木綿糸を用いて大和錦(やまとにしき)のように織った織物。
もめん‐はば【木綿幅】
木綿織りの幅。鯨尺でおよそ9寸5分(約36センチ)。小幅。並幅。