あいつい‐で【相次いで】
[副]あとに続いて。次々と。「各国首脳が—来日する」
イエズスかいし‐にほんつうしん【イエズス会士日本通信】
布教のため来日したイエズス会士の報告書。ザビエルおよびそれ以降来日の宣教師によって随時報告されていたもので、のちに年報となった。
イエズスかい‐にほんねんぽう【イエズス会日本年報】
布教のため来日したイエズス会士によって毎年作成された報告書。天正7年(1579)にバリニャーニが年報の形式とし、日本の政治情勢、教会の状況、各地のようすなどが報告された。
イーストレーキ【Frank Warrington Eastlake】
[1858〜1905]米国の英語学者。明治17年(1884)に来日。斎藤秀三郎とともに東京正則英語学校を開設、英語の普及に努めた。棚橋一郎と「ウェブスター氏新刊大辞書和訳語彙」を共編。東湖と号した。
ウィルソン【Horace Wilson】
[1843〜1927]米国の教育者。英語・数学の教師として来日、第一大学区第一番中学(のちの東京大学)の生徒に野球を教えたことが日本野球の始まりといわれる。
ウェストン【Walter Weston】
[1861〜1940]英国の宣教師・登山家。明治21年(1888)イギリス国教会牧師として来日。布教のかたわら中部山岳地帯を踏査。著「日本アルプスの登山と探検」で日本アルプスの名を広め、日本にお...
えどさんぷきこう【江戸参府紀行】
江戸時代初期に来日したドイツ人医師、ケンペルの著作「日本誌」の抄訳。元禄4年(1691)、元禄5年(1692)の2度、ケンペルが経験した江戸参府の旅に関する部分を抜粋・邦訳したもの。当時の日本...
エリセーエフ【Sergey Grigor'evich Eliseev】
[1889〜1975]ロシア生まれの日本学者。ハーバード大教授。1908年に来日し、東大に学ぶ。ロシア革命後はフランスに亡命・帰化。渡米後、エドウィン=ライシャワーやドナルド=キーンら多くの日本...
おうばく‐さん【黄檗山】
中国福建省東部の福清県にある山。福建寺(のち万福寺と改称)が開かれて唐・宋・明代にわたり栄えた。
中国、万福寺の山号。また、その住持の隠元が来日して宇治市に建立した万福寺の山号。→万福寺
おうばく‐しゅう【黄檗宗】
日本の三禅宗の一。承応3年(1654)来日した明僧(みんそう)隠元が開祖で、京都府宇治市の黄檗山万福寺を本山とし、明治9年(1876)臨済宗から独立して一宗となる。教禅一如を提唱、念仏禅に特色が...