あく‐うん【悪運】
1 悪いことをしても報いを受けず、かえって栄えるような運。「—が強い」 2 運の悪いこと。不運。「—続きに泣く」
砂(いさご)長(ちょう)じて巌(いわお)となる
小石は長い年月を経て大きな石になる。末長く栄えることや長生きすることを祝っていう言葉。さざれ石の巌となる。 [補説]古代の人々は、石は成長すると信じていた。
いしのまき‐こう【石巻港】
宮城県石巻市、石巻湾にある港。重要港湾の一つで、管理者は宮城県。木材・製鉄などの産業を支える工業港として機能する。付近にある石巻漁港はエビ・カジキ・サメなどの水揚げ量が多く、また三陸沖漁業・マグ...
いせ‐こじき【伊勢乞食】
1 伊勢参宮の人々に物ごいをする乞食。 2 近世、伊勢商人が節倹して栄えるのをねたんでいった語。→近江(おうみ)泥棒伊勢乞食
伊勢(いせ)は津(つ)で持(も)つ津(つ)は伊勢(いせ)で持(も)つ
伊勢は津の港があるために参拝客が多く、津の港は伊勢神宮への参拝客が利用するために栄える。「尾張名古屋は城で持つ」と続けて用いることが多い。
一(いち)が栄(さか)・える
物語やおとぎ話の最後にいう決まり文句で、「めでたし、めでたし」の意。一期(いちご)栄える。市が栄える。
市(いち)が栄(さか)・える
「一(いち)が栄える」に同じ。
いや‐さか【弥栄】
[名]ますます栄えること。「国の—を祈る」 [感]繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。
う‐とく【有徳】
[名・形動] 1 徳行のすぐれていること。また、そのさま。ゆうとく。 2 富み栄えること。また、そのさま。富裕。ゆうとく。「—ナ者ワ常ニ心乱レ」〈天草本伊曽保・鼠〉
えい‐が【栄華/栄花】
1 権力や財力によって世に時めき、栄えること。また、ぜいたくをすること。「—を極める」「栄耀—」 2 「清華家(せいがけ)」に同じ。「兼雅卿は—の人なり」〈平家・二〉