あか‐いわし【赤鰯】
1 塩漬けにし、または干して、油脂が酸化し赤茶けた鰯。 2 赤くさびたなまくらな刀のたとえ。「きさまたちの—で、なに、切れるものか」〈滑・膝栗毛・四〉
アルコール【(オランダ)・(英)alcohol】
1 炭化水素の水素原子を水酸基で置換した形の化合物の総称。エステル・油脂や蝋(ろう)として自然界に多く存在し、また糖の発酵によって生じ、合成もされる。メチルアルコール・エチルアルコールなど。特に...
アルコール‐カリ
《alcoholic potash》水酸化カリウムのアルコール溶液。油脂類の鹸化に用いられる。
えきたい‐ねんりょう【液体燃料】
常温常圧下で液体の燃料。石油系のガソリン・灯油・軽油・重油、石炭系のモーターベンゾール・人造石油、アルコール類、油脂類などがある。
エステル‐こうかん【エステル交換】
エステルにアルコールや酸または他のエステルを反応させて、別のエステルに変換すること。バイオディーゼル燃料の生成をはじめ、油脂の改質に用いられる。エステル置換。エステル基交換。
オレイン‐さん【オレイン酸】
《(ドイツ)Olein》代表的な不飽和脂肪酸の一。油状の液体で、無色無臭。グリセリンとのエステルとして動植物油脂中に存在。オリーブ油・つばき油などに多く含まれる。油酸(ゆさん)。
か‐し【菓子】
食事のほかに食べる嗜好品(しこうひん)。ふつう米・小麦・豆などを主材料とし、砂糖・乳製品・鶏卵・油脂・香料などを加えて作る。和菓子と洋菓子、また生菓子と干菓子などに分けられる。古くは果物をさして...
カプリン‐さん【カプリン酸】
《capric acid》炭素数10個の直鎖状の飽和脂肪酸。椰子油など多くの油脂中に含まれる。酸敗臭をもつ白色の針状結晶。水にほとんど溶けない。化学式CH3(CH2)8OH
カルシウム‐せっけん【カルシウム石鹸】
油脂を石灰乳と反応させ、脂肪酸のカルシウム塩にした金属石鹸。減摩剤・グリースなどに使用。
かんそう‐ざい【乾燥剤】
1 水分を除去し、乾燥させるために用いる吸湿性の強い物質。塩化カルシウム・濃硫酸やシリカゲルなど。防湿剤。 2 ワニス油・ボイル油などの油脂の酸化乾燥を速めるために加える金属化合物。鉛やマンガン...