あい‐きょう【哀叫】
[名](スル)悲しそうに泣き叫ぶこと。「また一種名状し難い—怒号を加えて荒れ廻るのを」〈中里・大菩薩峠〉
あい‐ごう【哀号】
[名](スル)人の死を悲しんで大声で泣き叫ぶこと。また、その泣き声。
あび‐きょうかん【阿鼻叫喚】
1 仏語。阿鼻地獄と叫喚地獄とを合わせた語。地獄のさまざまの責め苦にあって泣き叫ぶようすにいう。 2 悲惨な状況に陥り、混乱して泣き叫ぶこと。「一瞬の事故で車中は—の巷(ちまた)と化す」
いさ・ちる
[動タ上一]泣き叫ぶ。わめく。「なにしかも汝(いまし)は事寄させし国を治(し)らずて、哭(な)き—・ちる」〈記・上〉
おら・ぶ【叫ぶ】
[動バ四]大声で叫ぶ。また、大声で泣き叫ぶ。「菟原壮士(うなひをとこ)い天仰(あめあふ)ぎ叫び—・び地(つち)を踏み」〈万・一八〇九〉
きゅう‐こく【泣哭】
[名](スル)泣き叫ぶこと。
くるわし・い【狂わしい】
[形][文]くるは・し[シク]いかにも気が違ったように見える。くるおしい。「—・く泣き叫ぶ声」 [派生]くるわしげ[形動]くるわしさ[名]
ゲルニカ【Guernica】
スペイン、バスク地方の小都市。スペイン内戦中の1937年、ドイツ空軍の爆撃を受け多くの死傷者を出した。 の爆撃の悲劇を象徴的に描いたピカソの作品。縦約3.5メートル、横約7.8メートル。無...
こく‐せい【哭声】
泣き叫ぶ声。「遥に啾々(しゅうしゅう)たる婦人の—あり」〈竜渓・経国美談〉
こっ‐きゅう【哭泣】
[名](スル) 1 大声をあげて泣き叫ぶこと。号泣。「天を仰いで—する」 2 葬儀の際、死を悲しんで泣き叫ぶこと。また、その儀礼。