いそ【磯】
[名] 1 海・湖などの波打ち際。水際。特に、石の多い海岸。 2 波をかぶったり流れに洗われたりする岩石。 3 冠(かんむり)の縁(へり)の名。 4 琵琶・和琴(わごん)・箏(そう)の胴の側面...
ぎこてん‐しゅぎ【擬古典主義】
1 古典芸術を規範とする文学・芸術上の傾向。西欧の啓蒙主義文学などにみられるが、その伝統的形式性にこだわり、内容の浅薄な模倣に終わる傾向もあった。擬古主義。→古典主義 2 明治20年代、西鶴らの...
けい‐ふ【軽浮】
[名・形動]気持ちがうわついて落ち着きがないこと。軽佻(けいちょう)浮薄なこと。また、そのさま。「貴女の作を浅薄だの—だのと失敬だワ」〈魯庵・社会百面相〉
げん‐ぎ【言議】
議論すること。言論。「浅薄な—も多かったろうが」〈風葉・青春〉
せん【浅〔淺〕】
[音]セン(呉)(漢) [訓]あさい [学習漢字]4年 〈セン〉 1 水かさが少ない。「浅海・浅水/深浅」 2 濃くない。「浅紅・浅緑」 3 知識・思慮が乏しい。あさはか。「浅学・浅見・浅薄・...
せん‐きん【浅近】
[名・形動]浅はかなこと。また、そのさま。浅薄。「米(べい)の文化は猶麁略(そりゃく)—なり」〈津田真道・明六雑誌一八〉
せん‐ち【浅知/浅智】
浅薄な知恵。「短才—」
せん‐ぷ【浅膚】
[名・形動]考え・知識などが浅いこと。また、そのさま。浅薄。「一には人をして—なる知見を得せしめ」〈中村訳・西国立志編〉
はなさき‐ふんべつ【鼻先分別】
目先のことにとらわれた浅薄な考え。鼻先思案。
みの‐は【美濃派】
蕉門の各務支考(かがみしこう)が美濃に興した俳諧の一派。俳風は平俗浅薄であったが、地方に大きな勢力を築いた。獅子門(ししもん)。美濃風。美濃流。