あかし【灯】
《動詞「明かす」の連用形から》 1 ともし火。明かり。灯火。「町の—が其処にも此処にも見える」〈花袋・田舎教師〉 2 神仏に供えるともし火。灯明。みあかし。
あか‐ランプ【赤ランプ】
赤い灯火。
あかり【明(か)り】
1 光。明るさ。「—がさす」 2 ともしび。灯火。「—を消す」 3 潔白であることの証明。疑いを晴らす証拠。あかし。「なに、—を立てねば帰られぬ」〈伎・青砥稿〉 4 その時期が過ぎること。あけ。...
あぶら【油/脂/膏】
1 水に溶けず、水よりも軽い可燃性物質の総称。動物性・植物性・鉱物性があり、食用・灯火用・燃料用・化学工業の原料など用途が広い。 ㋐動物の肉についている脂肪分。脂身(あぶらみ)。「—の多い切り身...
あぶら‐うり【油売り】
1 近世、灯火用の油を売り歩いた商人。 2 怠け者。
あぶら‐ざら【油皿】
行灯(あんどん)などで、灯火用の油を入れる小さい皿。灯蓋(とうがい)。油坏(あぶらつき)。
あみめ‐かげろう【網目蜻蛉】
アミメカゲロウ目(脈翅(みゃくし)目)の昆虫の総称。翅(はね)の脈は網目状。ひらひらと飛び、灯火に来ることもある。→脈翅類
あんぜん‐とう【安全灯】
炭坑などで、爆発性ガスに引火しないように工夫された灯火装置。ランプの炎を目の細かい金網の筒で覆い、腰ガラスをつけたもの。
いし‐どうろう【石灯籠】
石でつくった灯籠。社寺に据えて灯火をともし、また、庭園などに置いて趣を添える。用途によって種類が多く、春日(かすが)・雪見・遠州・織部などがある。
うつろ・う【映ろう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「うつ(映)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「うつらふ」の音変化》光や影などが他の物に映っている。「お妙のリボンは…灯火(ともしび)の—・う影に、黒髪を離れて...