うがん【烏丸/烏桓】
漢代に、中国北方にいたアルタイ語系遊牧民族。前3世紀に匈奴(きょうど)に敗れた東胡の後裔。後漢末期に勢力を強め、中国北辺を侵したが、207年に魏(ぎ)の曹操(そうそう)に滅ぼされた。
からすま‐どおり【烏丸通り】
京都市中央部を南北に走る幹線道路の呼び名。北の今宮通りから京都御苑前を通り、南の久世橋通りに至る。全長約6.6キロ。平安京の烏丸(からすまる)小路にあたる。
からすまる【烏丸】
平安京の南北の小路。現在の烏丸(からすま)通りにあたる。
からすまる‐どの【烏丸殿】
京都市上京区烏丸(からすま)今出川の北の相国寺門前にあった足利義政(あしかがよしまさ)の邸宅。烏丸御所。
からすまる‐まきえ【烏丸蒔絵】
桃山初期から、烏丸で製造された漆器。