出典:gooニュース
石破首相、野党に「熟議」呼びかけ 就任後初の施政方針演説
野党の賛成がなければ2025年度予算案を成立させられない少数与党のため、首相は「責任ある立場での熟議」を野党に呼びかけ、合意形成への決意を示した。「世界一の防災大国」を目指すとして、26年度以降の「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化」の新計画を今年6月をめどに策定し、現行の15兆円(5年間)を上回る事業規模を目指す方針を表明。
与野党が責任ある熟議を」 「楽しい日本」目指し地方創生「令和の日本列島改造」
演説で石破首相は、「昨年の総選挙の結果、約30年ぶりの少数与党となった」とした上で、「党派を超えた合意形成を図るため、与党、野党ともに、責任ある立場で熟議し、納得と共感を得られるよう努めることが必要だ」と述べた。さらに、来年度予算や税制改正、社会保障や教育などの施策について、「賛同が得られるよう説明を尽くす。各党の主張も十分に拝聴し、議論を重ねる」と述べた。
熟議の国会「与野党が責任」=令和の列島改造へ決意―施政方針演説原案が判明
首相は「党派を超えた合意形成を図るため与党、野党ともに責任ある立場で熟議し、国民の納得と共感を得られるよう努めることが必要だ」と説く。多数派なき国会で成案を得る在り方を模索する考えだ。
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