おとこ‐がた【男形】
歌舞伎で、もっぱら男役を演じる役者。また、その役柄。⇔女形(おんながた)。
にまい‐め【二枚目】
1 歌舞伎の役柄で、主に恋愛場面を見せる美男の立ち役。江戸時代の劇場で、表の看板の右から2番目に名が書かれたところからいう。また一般に、演劇・映画などの美男役。→三枚目 2 《1から転じて》美男...
のし‐め【熨斗目】
1 練貫(ねりぬき)の平織り地。また、これで仕立てた腰替わりの小袖。腰のあたりに多くは筋や格子を織り出したもので、江戸時代、武士が礼装の大紋や麻裃(あさがみしも)の下に着用した。現在は宮参り・七...
はおり‐おとし【羽織落(と)し】
歌舞伎で、色男役がぼうっと魂が抜けたようになり、着ている羽織がいつのまにか脱げ落ちてしまう所作。
はちまい‐かんばん【八枚看板】
江戸時代、上方の歌舞伎劇場の看板の一。一座の主要な男役の俳優8人の名を、8枚の看板に記して木戸前に掲げるもの。表八枚。
むすめ‐やく【娘役】
演劇・映画などで、娘に扮(ふん)する役。宝塚歌劇団では、男を演じる男役に対して、女を演じる俳優をいう。