あがり‐うま【上がり馬/騰馬】
前足を上げて跳ねる癖のある馬。暴れ馬。跳ね馬。駻馬(かんば)。「兼時は宮城(みやぎ)といふ高名の—にぞ乗りたりける」〈今昔・二三・二六〉
あく‐ば【悪馬】
癖の悪い馬。癇(かん)の強い馬。あくめ。
あそび‐ぐせ【遊び癖】
仕事や勉強を怠ける習慣。また、遊興にふけりやすい癖。「—がつく」
アディクション【addiction】
⇒嗜癖
あとひき‐じょうご【後引き上戸】
飲みはじめると、際限なく酒を欲しがる癖のある人。
いい‐かか・る【言ひ掛かる】
[動ラ四] 1 話しかける。言い寄る。「いとねむごろに—・るを、いとむくつけく思ひて」〈源・玉鬘〉 2 《「いいがかる」とも》言い出したためにあとに引けなくなる。「それがしも—・った事ぢゃによっ...
いい‐かよ・う【言ひ通ふ】
[動ハ四]言葉を交わす。音信を通じる。「かく人疎き御癖なれば、睦ましくも—・ひたまはず」〈源・蓬生〉
いい‐がかり【言(い)掛(か)り】
1 口実を作って、難癖をつけること。また、その事柄。「—をつける」「とんだ—だ」 2 言い出して、あとに引けなくなること。「門口で突き当たったといふが—でけんかよ」〈滑・八笑人・初〉
いい‐ならわ・す【言(い)習わす】
[動サ五(四)] 1 世間で慣習として言う。「業界で—・してきた符丁」 2 口癖に言う。「十七才なれども、子細あって十六才と—・してあり」〈人・英対暖語・初〉
いち‐いち【一一】
1 一つ一つの物事。それぞれ。めいめい。「—にわたって立証する」 2 (副詞的に用いて)もれなく一つ一つ。ことこまかに。「—難癖をつける」「—構っていられない」