はっ‐せい【発生】
[名](スル) 1 物事が起こること。生じること。「熱が—する」「事件が—する」 2 受精卵や胞子から、多細胞の高次な状態へ不可逆的に変化・発展すること。個体発生をさす。
はっせい‐がく【発生学】
生物の個体発生を研究対象とする生物学の一分野。医学では胎生学ともいう。エンブリオロジー。
はっせい‐き【発生期】
「発生期状態」に同じ。
はっせいき‐じょうたい【発生期状態】
ある元素が化合物から遊離した瞬間に、化学的に大きな活性を示すこと。水素や酸素でみられる。
はっせいさいせいかがく‐そうごうセンター【発生・再生科学総合センター】
理化学研究所の一部門である多細胞システム形成研究センターの旧称。
はっせい‐しゅぎ【発生主義】
会計処理の原則の一つ。現金の受け渡しや預金の増減とは関係なく、取引が発生した時点で、収益や費用を計上すること。現代の企業会計はこの考え方に基づいて行われる。→現金主義
はっせいてき‐ていぎ【発生的定義】
定義の方法の一。定義されるものの発生・形成・成立の過程や条件を示して定義するもの。例えば、「種子とは、高等植物において受精後、胚珠(はいしゅ)が発達して形成されるもの」と定義する類。→分析的定義
はっせい‐はんぷくせつ【発生反復説】
⇒反復説
はっせいろ‐ガス【発生炉ガス】
石炭やコークスを不完全燃焼させて得るガス。一酸化炭素・窒素などからなり、低発熱量の燃料用とする。