くだら【百済】
古代朝鮮の三国の一。朝鮮半島西南部に拠った王国。4世紀半ばに部族国家の馬韓(ばかん)北部の伯済国が建国。都を漢城としたが、のち高句麗(こうくり)に圧迫され、熊津(ゆうしん)・夫余と変えた。建国...
ひゃくさい【百済】
⇒くだら(百済)
くだら‐おおでら【百済大寺】
⇒大安寺(だいあんじ)
くだら‐かんのん【百済観音】
法隆寺大宝蔵殿の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)立像の通称。飛鳥時代の作。
くだら‐がく【百済楽】
三韓楽の一。百済の楽舞で、6世紀中ごろに伝来。箜篌(くご)・横笛・莫目(まくも)などを伴奏楽器としたが、平安時代に高麗楽(こまがく)に編入された。
くだら‐がわ【百済川】
奈良盆地中部を流れる曽我(そが)川の古称。
くだら‐ごと【百済琴】
竪箜篌(たてくご)の日本名。古代アッシリアに発祥、奈良時代に百済を経て伝来し、平安初期まで雅楽器として用いられた。正倉院に部分的に残存。→箜篌(くご)
くだらのおおい‐の‐みや【百済大井宮】
大阪府河内長野市太井にあったとされる敏達天皇の皇居。
くだら‐の‐みや【百済宮】
奈良県北葛城郡広陵町百済にあったとされる舒明天皇の皇居。
さる‐すべり【猿滑/百日紅】
ミソハギ科の落葉高木。高さ3〜7メートル。幹は薄い紅紫色で皮ははげやすく、跡が白くなり、滑らか。葉は楕円形。夏から秋にかけて、しわの多い紅・淡紫・白などの6弁花をつける。中国の原産で、観賞用に栽...