さび【皺】
烏帽子(えぼし)の表面の地質を寄せて漆をかけて装飾としたしわ。しぼ。
さび‐えぼし【皺烏帽子】
しわをつけ、黒漆を塗って固めた烏帽子。さびえぼうし。
しぼ【皺】
1 糸の縒(よ)り具合で、織物の表面に現れる凹凸。また、紙や皮革などの表面につけたしわ。 2 烏帽子(えぼし)の表面につけたしわ。さび。
しぼ‐がみ【皺紙】
縮緬(ちりめん)のようにしわをつけた和紙。
しゅう‐きょく【褶曲/皺曲】
[名](スル)平らな地層が地殻内部のひずみによって横圧力を受け、しわを寄せたように波形に曲がること。また、その状態。「—作用」
しゅうび‐きん【皺眉筋】
表情筋の一つ。前頭骨の鼻部から起こり眉上方の皮膚につく。眉を下内側に引きよせ、眉間にしわをつくる。
しゅう‐へき【皺襞/褶襞】
ひだ。また、ひだ状のもの。衣服のしわ、山のひだなど。
しわ【皺/皴】
1 皮膚や紙・布などの表面にできる細い筋目。「目じりに—が寄る」「ズボンが—になる」 2 水面にできるさざなみ。「波の—」
しわ‐がみ【皺紙】
細かくしわを寄せた紙。縮緬(ちりめん)紙。クレープペーパー。
しわ‐くちゃ【皺苦茶】
[名・形動]ひどくしわが寄っていること。一面しわだらけになっていること。また、そのさま。しわくた。「—なハンカチ」「顔を—にして泣く」 [補説]「苦茶」は当て字。