しん‐じゅ【真珠】
アコヤガイ・シロチョウガイなどの体内にできる球状の物質。体内に入り込んだ異物に分泌液が層状に沈着して作られる。天然に産するが、養殖も盛ん。銀白色の光沢があり宝石として珍重される。パール。
しんじゅ‐いろ【真珠色】
真珠のような色。美しいつやのある灰白色。パールホワイト。
しんじゅ‐がい【真珠貝】
アコヤガイの別名。真珠養殖の母貝に用いられるところからいう。
しんじゅ‐がん【真珠岩】
多数の同心球状または渦巻き状の割れ目をもつ、ガラス状に固まった流紋岩質の岩石。パーライト。
しんじゅ‐ぐも【真珠雲】
⇒真珠母雲(しんじゅぼぐも)
しんじゅ‐こうたく【真珠光沢】
真珠のような光沢。滑石・雲母(うんも)など劈開(へきかい)が完全である鉱物にみられる。
しんじゅこん‐しき【真珠婚式】
結婚30周年を祝う式。また、その祝い。→結婚記念式
しんじゅしゅせい‐ちゅうじえん【真珠腫性中耳炎】
外耳道や鼓膜の上皮組織が中耳腔に入り、増殖して真珠のような塊を作る炎症性の疾患。周囲の骨を破壊し、難聴や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こす。手術による切除が必要。
しんじゅ‐せん【真珠腺】
⇒真珠体
しんじゅ‐そう【真珠層】
貝殻の内面の真珠光沢のある層。体表面からの分泌物で形成される。