いし‐がき【石垣】
石を積み上げてつくった垣。石壁。また、山や堤などの側面に石を積み重ねたもの。石崖(いしがけ)。
いしがき【石垣】
沖縄県の石垣島を占める市。パイナップル栽培が盛ん。黒真珠・八重山上布を特産。人口4.7万(2010)。
いしがき【石垣】
京都市の石垣町のこと。東山区宮川町付近をいう。寛文10年(1670)鴨川に石垣で護岸工事をしたところからの名。色茶屋が多かった。いしがけまち。
いしがき‐いちご【石垣苺】
石垣栽培の方法で栽培したイチゴ。《季 冬》
いしがき‐がい【石垣貝】
⇒蝦夷石陰貝(えぞいしかげがい)
いしがき‐さいばい【石垣栽培】
丘陵の南斜面に石垣やブロックを組み、イチゴなどを植えて、石などの放射熱を利用して生長を促す栽培方法。
いしがき‐し【石垣市】
⇒石垣
いしがき‐じま【石垣島】
沖縄県、八重山諸島の主島。サンゴ礁で取り巻かれ、西方の西表島までの浅海は堡礁(ほしょう)をなす。
いしがき‐だい【石垣鯛】
イシダイ科の海水魚。全長約70センチ。体は側扁し、幼魚には石垣状の模様があるが、老成魚では全体に黒ずみ、口のまわりは白い。磯釣りの対象魚で、美味。
いしがき‐やま【石垣山】
神奈川県小田原市にある箱根外輪山の一部。標高241メートル。天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原征伐の折、陣所を置いた所。